きん‐ちょう ‥チャウ【緊張】 ① 心やからだなどがゆるみなくひきしまること。 多く、失敗を恐れたりして心をはりつめ、からだをかたくすることをいう。 ④ 心理学で、ある行動への準備、または、これから起こる現象、状況などを待ちうける特殊な感情状態。 衝突への潜在的意識傾向。
緊張すると体はどうなる?
心や体が張り詰めた状態である緊張には自律神経のバランスがかかわっています。 普段は交感神経と副交感神経が適度なバランスで働いていますが、不安を感じると交感神経が優位になり、筋肉が緊張して震えたり、顔が赤くなったり、心臓がドキドキしたり、汗をかいたりと、体に反応が表れます。
緊張した時の体の変化は?
しかし、緊張がすぎて交感神経が活発になりすぎてしまい悪い影響が 出ることがある。 例えば、判断力が鈍り、皮膚が荒れ、内臓の働きも悪くなる。 バランスをと る筋肉細胞は緊張して動作がぎこちなくなり、毛細血管は収縮して血行が悪く、手足が冷たく なったり、顔色が悪くなったり、イライラが募ったりする。
どんな時に緊張するのか?
1大勢の前で話・スピーチをするとき82.2%2初対面の人に会うとき36.5%3新しい職場や仕事をするとき(人事異動など)35.6%4プレゼンや報告を行うとき27.8%5発表会や演奏会のとき26.7%
緊張の成分は?
自律神経のうち交感神経の働きを高める、アドレナリンという神経伝達物質があります。 攻撃モードの場合にアドレナリンは多く分泌され、アドレナリンは、ノルアドレナリンという物質から生成されます。 ノルアドレナリンは、特に緊張や不安を感じた場合に分泌されます。