筋ジストロフィーは、身体の筋肉が壊れやすく、再生されにくいという症状をもつ、たくさんの疾患の総称です。平成27年7月から、指定難病となっています。 我が国の .
筋ジストロフィーとはどんな病気か?
筋ジストロフィーとは骨格筋の 壊死 ・再生を主病変とする遺伝性筋疾患の総称です。 筋ジストロフィーの中には多数の疾患が含まれますが、いずれも筋肉の機能に不可欠なタンパク質の設計図となる遺伝子に 変異 が生じたためにおきる病気です。
筋ジストロフィー症の種類は?
代表的な病型としては、ジストロフィン異常症(デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー)、肢帯型筋ジストロフィー、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー、エメリー・ドレイフス型筋ジストロフィー、眼咽頭筋型筋ジストロフィー、福山型先天性筋ジストロフィー、筋強直性ジストロフィーなどがある。
筋ジストロフィーの症状は?
筋ジストロフィーの症状 筋力低下、筋萎縮が生じることにより、運動機能障害が生じることが主な症状になります。 筋肉の機能に関わる構成タンパク質の障害部位により病型が異なり、その病型により症状の経過、合併症が異なります。
筋ジストロフィーの発症時期は?
症状は幼児期(3~5歳ごろ)から出始め、筋力の低下は体の中心に近いところから現れる特徴があります。