モルヒネやニコチンなどと同じアルカロイドの一種であり、急性・慢性中毒が問題になっています。 ●急性カフェイン中毒 個人差はありますが、1 ~ 2時間あたり1g以上の摂取で中毒症状を発症し、5g以上で死に至ります。 短時間にコーヒーを8 ~ 10杯飲むと中毒を起こす可能性があります。
カフェイン中毒 どのくらいでなる?
致死量は個人差が非常に大きく一概には言えないが、一般的には5000mg~10000mg(5g~10g)と言われています。 先ほどの基準(1杯200mL)とすると、コーヒーだと1時間以内に9杯でほぼ確実に急性中毒になり、40杯ほど飲むと致死量にかなり近づきますね。
コーヒー中毒 何杯?
◾️中毒や致死量になる摂取量個人差はあるものの、毎日5杯以上のコーヒーを飲んでいると依存症に近づいてしまうので注意しましょう。 また、1時間に10杯ほど飲むとほとんどの場合で急性カフェイン中毒になってしまうほか、1時間で40杯ほど飲むと致死量にあたります。
カフェイン中毒の精神症状は?
ただ、カフェインの摂取量が多くなると、頭痛、不安、抑うつ、不眠、吐き気、下痢などを起こします。 カフェインを大量に摂取すると心臓や腎臓などにも負担を与えるため、時には中毒死に至ります(昨年日本で若い人が中毒死したというニュースがありました)。
カフェイン どれだけ?
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。 ・カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(マグカップで約2杯)までとする。