抗がん薬投与患者さん、ご家族(介護者)の安全管理について . 対策を取ることが望ましい期間は注射・内服抗がん剤投与中(内服中)および投与2日後まで.
抗がん剤 曝露したらどうなる?
曝露による健康影響は、抗がん薬の皮膚への付着やエアロゾルの吸入、経口的に体内に侵入することによって発生すると考えられています。 急性中毒症状としては、皮膚に付着した場合の神経症状や、眼への飛びちりによる角膜炎、抗がん薬を取り扱った手で喫煙や食事した場合の消化器症状などが挙げられます。
抗がん剤が体から抜けるのはどれくらいかかる?
抗がん剤を注射してすぐに抜けるわけではありません。 通常は投与後、約2週間経ってから抜け始め、3週間目になるとバサバサとぬけます。 4~5週間たつとほとんど抜けてしまいます。 治療をどのくらいの期間、続けるかは病状と副作用の様子によって違ってきますが、通常は数ヶ月続けることが多くなります。
抗がん剤 なぜ触ってはいけない?
抗がん剤というのは非常に危険なものなので、もし内服として処方された場合は素手で触らずにゴム手袋をしてから触るようにしてください。 また、尿中に排泄される物もあるので排泄物にも直接触れないようにしてください。 ・ アルキル化薬 核酸(DNAなど)の代謝を阻害して細胞の分裂をできなくして腫瘍細胞の分裂を抑えます。
抗がん剤 大量輸液 なぜ?
予防策として,抗がん剤投与の前後にたくさんの点滴を行い,尿量を増加させ,抗がん剤が速やか に身体の外に排泄できるようにします. 尿量が十分に保たれない場合は,くすり(利尿剤など)を使 って尿量を増加させるようにすることもあります. *一日に大量の点滴を行うと ①トイレに行く回数が多くなります.