効果判定のためには、X線、CT(コンピューター断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像診断)、超音波検査(エコー検査)などの画像検査や腫瘍マーカー*(血液検査)を確認します。 薬物療法は投与直後に結果がわかるものではありませんので、これらの検査は治療開始後2カ月前後で行われることが多いです。
抗がん剤の副作用はいつから?
細胞障害性抗がん薬の副作用には、治療直後にあらわれるアレルギー反応や、治療から1~2週間程度の期間にみられる吐き気や食欲低下、だるさ、口内炎、下痢などの症状の他、2週間以降からみられる脱毛や手足のしびれ、皮膚の異常(色素沈着や乾燥など)など、症状が出てくる時期がある程度一定しています。
抗がん剤は何時間かかる?
A3:採血から結果が出るまで約1時間、診察に約15~30分、点滴は 1~4時間程度(治療内容によって違います)かかります。 そんなに長時間できるのか心配になるかたもいらっしゃるかもしれませんが、所要時間は患者さんによってことなります。
抗がん剤治療は術後いつから?
標準的な術後の抗がん薬治療は3~6カ月かかり,その副作用からの回復期間を含めると放射線療法の開始は手術後おおよそ4~7カ月後になります。 放射線療法は,予定していた標準的な抗がん薬治療が終わり,副作用がある程度落ち着いた時点で始めても差し支えないと考えてよいでしょう。
抗がん剤治療 どのくらいの期間?
治療間隔は1サイクルが3〜4週間で行われることが一般的ですが,治療効果と副作用には個人差があるので,慎重に評価を行いながら決める必要があります。 また,どれくらいの期間や回数の化学療法を継続するのかは,治療効果と副作用だけでなく,肺がんの種類,抗がん剤の種類,治療の目的などによっても異なります。