腫瘍の種類、進展度などにより、抗癌剤の使用の期間、頻度は異なります。 治療は、抗癌剤の注射や経口を毎日、毎週1-2回、毎月1-2回など、さまざまな頻度で行われます。 また、治療の期間は通常最低でも3カ月はかかりますが、長い治療になると3年くらいかかることもあります。
抗がん剤治療 いつまで?
現実には、亡くなる直前まで抗がん剤治療が続けられてしまうケースが多いです。 薬の種類が増えている影響もありますが、がん患者さんの多くが、亡くなる1カ月くらいまで体が元気でいられるという背景があります。 科学的に効果が証明された標準治療は通常、体が元気なときに終わります。
がん治療 何年?
がんが発生した箇所や患者さんのそもそもの健康状態によっても異なる数字ではありますが、術後5年という期間が一つの完治の目安の期間であるといえるでしょう。 乳がんの場合は再発の可能性がもう少し高く、術後5~10年を経過して再発することもあります。
抗がん剤治療 何時間?
抗がん剤点滴は2時間以上かかる場合が多く、患者さんがより快適・安全・安心に、治療が受けられる空間として開放的に、リラックスできるように心がけています。 専属の看護師が見回りますので安心して休んで下さい。 点滴中は軽い飲食や、ご家族の付き添いも可能です。
術後 抗がん剤 いつまで?
通常6ヵ月間の治療が推奨されています。 なお、病状や治療法によっては3ヵ月間の治療となる場合もあります。 詳しくは主治医に相談しましょう。 術後補助化学療法にはいくつかの治療法がありますが、いずれを選択しても、決められた治療期間を行うことが大切です。