ほとんどの抗てんかん薬は毎日飲み続けていくことで体の中のお薬の濃度(血中濃度)が徐々に高くなっていき、数日~数週間で安定します。
てんかん いつまで薬?
服薬期間 服薬を開始した場合に、抗けいれん薬をいつまで服薬するかの基準に関してはまだ明確なものはありませんが、最終発作後2-4年、脳波異常が2年以上消失してからが望ましいとされています。 また発作の再発に関しては薬剤中止後3年以内が多いということより定期的に脳波検査はおこない経過観察する必要があります。
てんかん 薬 1日何回?
てんかん:通常、成人は1回1〜2錠(主成分として100〜200mg)を1日2回、または1回2〜4錠(200〜400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日6錠(600mg)まで徐々に増量されます。
抗てんかん薬 何時間あける?
飲み方は1日の投与回数によって対応が異なります。 前回の服薬から4~6時間空いていれば服薬に問題ないと言われていますので、飲み忘れに気づいたら、4~6時間の間隔で服薬しましょう。 1日1回や2回飲む薬は、身体に薬が吸収されてから代謝されるまでの時間がゆっくりしているため、体内の薬の濃度が安定していることが予想されます。
てんかん薬 副作用 いつから?
服薬量が多いための副作用(視界がぼやける,複視,ふらつき,めまいなど)は,服薬後に一過性に出現します. 減量か服用回数を増やすことで改善できます。 アレルギー反応による副作用(薬疹,骨髄抑制,肝障害など)はほとんどは飲み始めの数ヶ月以内に出現し、多くは服薬を中止すれば改善しますが、重症になることがごくまれにあります。