頓服薬の鎮痛剤とは異なり、三叉神経痛に対するテグレトールの目的は痛みの発作を事前に予防することです。 特に三叉神経痛は食事中に咀嚼することで起こりやすくなりますので、食事の30分〜1時間前に服用するのがベストタイミングです。
テグレトールの効果時間は?
テグレトールには即効性はありません。 効き目を実感できるまで、1週間から数週間かかります。 主成分のカルバマゼピンは、服用してから4時間から24時間で最高血中濃度に達します。
テグレトール1日何回?
躁状態・興奮状態:通常、成人は1回1〜2錠(主成分として100〜200mg)を1日2回、または1回2〜4錠(200〜400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日6錠(600mg)まで徐々に増量されます。 最高は1日12錠(1,200mg)までです。
カルバマゼピンの注意点は?
カルバマゼピンには中枢神経を抑制する作用があるため、特に飲み初めには、眠気、めまい、ふらつき、頭痛などの副作用が見られることがあります。 これらの副作用は服用を続けるうちに治まっていくため、軽度であればしばらく様子を見ることもできます。
カルバマゼピン 1日何回?
三叉神経痛:通常、成人は1日2〜4錠(主成分として200〜400mg)から始め、通常1日6錠(600mg)まで何回かに分けて服用します。 最高は1日8錠(800mg)までです。 小児は年齢・症状により適宜減量されます。