典型的な全身けいれんでは、眼球が上転したり、目つきが定まらなくなり、全身を硬くつっぱらせたり、ガクガクとふるわせます。 唇や口元もヒクヒクさせて、唾液の泡をふいたりします。 けいれんのために呼吸が妨げられるので、時間が経つとだんだん顔色も悪くなります。
痙攣の兆候は?
けいれん発作を示唆する症状としては、意識消失、体がふるえるような筋肉の動き、尿失禁、突然の錯乱、注意散漫などがあります。 しかし、こうした症状の原因がけいれん発作であることは、多くの人が考えているよりはるかに少なく、短時間の意識消失の多くは、けいれん発作ではなく 失神
痙攣って何ですか?
けいれんとは、意志とは関係なく筋肉に力がはいる状態をさす言葉です。 大脳のはたらきの異常が原因で腕や足が動く場合を指すことが多いのですが、腹痛や、顔面のひくひくした動き、運動時のこむらがえり等も俗にけいれんと呼ばれます。
痙攣の原因は?
けいれんの原因はさまざまで、慢性の脳疾患である「てんかん」の発作として起こるけいれんのほか、脳血管疾患や頭部外傷、身体疾患の急性症状としてみられるけいれん、薬物やアルコールに関連して発生するけいれん、発熱をきっかけに発生するけいれん、心因性に発生するけいれんなどがあります。 原因がはっきりしない場合もあります。
けいれんの種類は?
発作のタイプ単純部分発作 意識はあり、からだの一部がひきつる、ピクピクします。 ... 複雑部分発作 ボーッとして、意識がはっきりとせず、口をもぐもぐさせる、 ... 欠神(けっしん)発作 ... ミオクロニー発作 ... 脱力発作 ... 強直(きょうちょく)発作 ... 間代(かんたい)発作 ... 強直間代(きょうちょくかんたい)発作