ケロイドの治療 飲み薬 飲み薬ではトラニラスト(リザベン®)が有効であるとされています。 . 塗り薬 塗り薬として効果のあるものにはいくつかあります。 . 安静・固定・圧迫 . 貼り薬 . 注射 . レーザー . その他
ケロイド どうしたらいい?
痒みや痛みに対して、外用薬(塗り薬、貼り薬)や内服薬が効果を示します。 また、肥厚性瘢痕の盛り上がりやこわばりに対しては、弾力包帯やスポンジなどによる圧迫固定、手術による除去や早期からの内服薬投与が行われます。 ケロイドにも内服薬やステロイドの局所注射などが使われることがありますが、高い効果は期待できません。
ケロイド 何科を受診?
ケロイドは激しいかゆみ・痛みを伴うことが多いので、早めに形成外科を受診することが望まれます。
ケロイドは治りますか?
真性ケロイドは増殖傾向が強く、治療に抵抗します。 中心部は萎縮性瘢痕(赤くなくぴかぴかした傷)で治癒しますが周辺へ広がり、前胸部で始まり背部まで拡大した患者さんも経験しています。 一方肥厚性瘢痕は治療しなくても自然に良くなる傾向がみられ、時間とともに平らになり萎縮性瘢痕で傷は落ち着きます。
ケロイド放置するとどうなる?
その一番の特徴としては、「元の傷を超えて広がる」ことで、放置しても軽快することがほとんど起こらず、成長し続けます。 見た目も悪くなるし、患者さんが最も苦労するのは、【炎症細胞】が発する物質により痒さ・痛さが強い事です。