空腹時の頭痛は「血糖値の低下」が原因 ドクンドクンという頭痛に加えて「イライラ」や「体のだるさ」に襲われます。 人によっては、吐き気やめまいが同時に起こることがあります。 これらの症状が起こるのは「血糖値の低下」が大きな原因です。 血糖値とは、血液のなかのブドウ糖(グルコース)の濃度です。
空腹 なぜ頭痛?
空腹を我慢したり、朝食を抜かす生活や過剰なダイエットなどは、血糖値が下がり、片頭痛の誘因となります。 ブドウ糖は全身の細胞のエネルギー源となるため、生きるためは不可欠な栄養素です。 そのため、血糖値が下がると、血糖値を上昇させる働きのあるノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。
何も食べてなくて頭痛い?
脳血管は血糖値に敏感に反応します。 食事を取らないことで血糖値が減少すると脳血管が緩みがちになり、脳血管の周囲にある神経を刺激して、片頭痛発作が起こりやすくなるのです。 さらに、片頭痛の発作中には脳が興奮状態になるため、機嫌も悪くなります。
頭痛の予防方法は?
頭痛でお悩みの方へ1生活リズムを整える 寝不足、寝すぎにならないように注意しましょう。2スマホやパソコンの使いすぎに注意! ... 3ストレスをためない ... 4規則正しい食生活 ... 5ビタミンB2やマグネシウムを摂る ... 6片頭痛を誘発する食品を控える ... 7日差しを避ける ... 8適度な運動
頭痛には何が効く?
積極的に摂りたい栄養素が、頭痛予防に有効な、マグネシウム、ビタミンB2です。 マグネシウムは海藻や納豆などの大豆製品、玄米などに多く含まれます。 みそ汁や納豆など、和食にはマグネシウムを含む食材多く使われるので、和食のメニューを意識するとよいでしょう。