老老介護とは、65歳以上の高齢者が自分と同じ65歳以上の高齢者を介護している状態のことをいいます。 同世代の夫婦の間だけでなく親子や兄弟の間など老老介護は様々な間柄で生じています。 老老介護の割合は在宅介護を行う世帯で年々増加しており、現代の高齢化社会における大きな問題となっています。
老老介護の現状は?
老老介護の人口は増え続ける 日本では4人に1人が高齢者、つまり65歳以上であり、老老介護の人口は増え続けています。 2001年時点のデータを見ると、老老介護は40.6%でしたが、2015年時点では54.7%と増加しています。 長期的に見ると老老介護の人口はさらに増加する傾向にあることも覚えておきましょう。
老老介護の例は?
●老老介護・認認介護とは老老介護とは、65歳以上の高齢者が65歳以上の高齢者を介護すること、つまり老人が老人を介護することを意味します。 例えば、高齢の夫婦間での介護、高齢の兄弟姉妹間での介護、高齢の子供がさらに高齢の親や身内の介護をするといったケースが該当します。
老老介護の原因は?
老老介護になってしまう原因 老老介護が増加した原因は「健康寿命と平均寿命に差があること」「核家族化が進んだこと」の2点です。
老老介護の読み方は?
ろうろう‐かいご〔ラウラウ‐〕【老老介護】 介護の必要な老人を(若い人ではなく)老人が看病し世話をすること。