雷に遭遇した場合は安全な空間へ避難 グランドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所や、山頂や尾根などの高いところなどでは、人に落雷しやすくなるので、できるだけ早く安全な空間に避難して下さい。 鉄筋コンクリート建築、自動車(オープンカーは不可)、バス、列車の内部は比較的安全な空間です。
雷 近くに落ちたらどうなる?
家屋に落雷した場合、電流は壁を伝って地面に流れます。 その際、家電や天井、壁などの近くにいると放電流「側撃雷」を受ける危険があるそうです。 外出中に木の下で雨宿りをしていて雷に打たれるのも「直撃雷」ではなく、いちど木に落ちた雷の再放電による「側撃雷」によるものです。
雷が起きたらどうなる?
グラウンド、平地、山頂、尾根等の周囲の開けた場所にいると、積乱雲から直接人体に落雷(「直撃雷」といいます)することがあり、直撃雷を受けると約8割の人が死亡します※。 また、落雷を受けた樹木等のそばに人がいると、その樹木等から人体へ雷が飛び移ることがあります(「側撃雷」といいます)。
雷 外どうする?
外にいるときに、雷が鳴り始めたら、まずは建物の中に避難しましょう。 特に、鉄筋コンクリート建築の大きな建物が安全です。 木造建築でも安全は確保できますが、雷の電流が構造材を介して伝わるおそれを考慮して、電気器具や天井や壁から1メートル以上離れた場所にいるようにしてください。
雷の危険性は?
直撃を受けても中の人は大丈夫だが、相当の衝撃を受け、窓が割れたり一部焼き焦げたりすることもある。 また、落雷が集中するような嵐の中では、しばしば竜巻などの突風も発生し、乗用車は横転する危険がある。 飛行機や電車の中も雷に対して安全な場所といえる。 海、山のレジャーは要注意 !