恥骨痛は妊娠後期、臨月から産後にかけて起きます。 恥骨とは骨盤の一部で、おへそから下に向かって手でお腹を触っていくと、アンダーヘアのあたりで触れる骨のことです。 ここはちょうど骨と骨が軟骨で繋がっている場所で、広がったり縮まったり動きのある部分です。
臨月 恥骨 どこ?
おへその下に親指を置いて、軽く圧をかけながら指を下に下ろしていくと、指に当たるのが恥骨です。 場所でいうと、陰毛の生え際あたりとなります。 妊婦さんの場合は、あお向けに寝て触るとよりわかりやすくなります。
恥骨ってどこにあるの?
恥骨(ちこつ) 骨盤の前側(アンダーヘアのあたり)にある、少し出っ張った骨。
臨月 恥骨痛 なぜ?
妊娠後期、予定日が近づいてくると、赤ちゃんの頭が骨盤内を通過できるようにと、股の上の恥骨結合部分がホルモンの作用で緩んできます。 そのため、恥骨のあたりに痛みを感じやすくなります。
妊娠中 恥骨痛 どんな痛み?
恥骨痛は、人によってさまざまです。 はじめは痛みというよりズンとした重みを感じたり、突然ズキズキと刺すような痛みがある人もいます。 おなかが大きくなってくると、歩いたり寝返りをうつなど、日常生活のなかで痛みを感じるようになり、寝ている状態から体を起こしたり足を上げたりするときに痛みが強くなることがあります。