卵子は卵管の先にある卵管采に取り込まれ、少し奥に入った卵管膨大部という場所で精子を待ちます(図2)。
卵子 どのように作られる?
卵巣の中には「卵胞」と呼ばれる細胞がたくさんあり、その中には1つの卵胞に1つずつ「卵子」が入っています。 「視床下部」と「下垂体」の命令により、卵子は「卵胞」とともに成熟し、毎月1つずつ、十分に成熟した卵胞が破れて卵子が卵管を通って子宮の方へ移動します。 これが「排卵(はいらん)」です。
卵子 精子 どこで?
卵巣から排卵した卵子は、卵管采という手のような場所にキャッチされます。 その後、卵管膨大部という場所で精子と出会い受精します。
排卵した卵はどこへ?
卵子は卵巣から排卵された後、卵管膨大部で精子と受精して胚になり、細胞分裂を進めながら子宮に移動して着床します。
卵子 1ヶ月に何個?
女性が一生で排卵する卵子の数は400個~500個と推定され、出生時100~200万個の卵子の元である卵母細胞を持っています。 毎月1回の排卵には約1000個消費され、卵子の中で一番タイミングのいい卵子1個が排卵されます。