精子は女性の体内で24〜48時間、受精能力を持っています。 一方、卵子は、排卵後12〜14時間とされています。
排卵後何時間可能性?
受精可能な卵の期間は昔は排卵後約1日と言っていましたが、現在は5~6時間という意見が主流です。 しかし、精子は元気ならば体内で2~3日動いているはずですので、排卵より前に性交するのが正解です。 実は排卵2日前の性交が最も妊娠率が高いというデータもあります。
排卵後の妊娠可能時間は?
排卵された卵子が受精する能力を維持できる時間は、排卵後8~12時間までと言われていますので、排卵から6時間前後の妊娠率が高くなる時間に合わせて、タイミングをご指示いたします。
排卵の何時間前にタイミング?
女性が排卵する36〜48時間前に、脳下垂体という脳の下にぶら下がる部分から卵巣に向かって、約1日間だけ排卵を指示するLHホルモン(黄体形成ホルモン)が大量に分泌されます。 これをLHサージといいます。
タイミング法 いつする?
「タイミング」の3つのポイント ① 「タイミング」を取るのは排卵日が一番良いが、その日のコンディションが整わないこともあるため、3~4日前から排卵日当日にかけて「タイミング」を何回か取ることを心がけるとよい。 ②排卵日を特定する方法は、『経腟超音波断層法』と『尿中LH検査薬』がよい。