オリンピックでは、コース上に設置された大きな障害物を飛び越える際のミスの少なさと走行時間で競う「障害馬術」、ステップなどの演技の正確さと美しさを採点する「馬場馬術」、障害と馬場の2つにダイナミックなクロスカントリー走行を加えた「総合馬術」の3種目が行われます。
馬術 どんな競技?
種目は馬場・障害・総合の3つ。 馬場馬術は、馬の演技の正確さや美しさを競う競技です。 3種類の歩き方を基本にし、ステップを踏んだり図形を描いたりします。 障害馬術は、コースに設置された障害物を決められた順番で飛び越え、ミスなく早くゴールすることを競う競技です。
馬術競技 見どころ?
「馬場馬術競技」は、20メートル×60メートルの長方形の馬場内で行われ、あらかじめ決められた場所や区間で運動項目をこなしていく競技です。 この競技の見どころは、馬の伸びやかな運動、馬の前進気勢であったり、また、いかに馬が乗り手の指示に従順に従って運動をこなしているかなどです。
馬術って何?
馬術とは馬に騎乗して運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ、技術体系、また競技種目を指します。 馬術競技は人と生き物である馬とが一体となって競技を行うスポーツで、オリンピックでは男性と女性が同じステージで戦う唯一の種目です。
馬術の種類は?
障害馬術、馬場馬術、総合馬術と近代五種競技(障害飛越)の4つです。 パラリンピックではパラ馬術(馬場馬術)のみです。