ネコちゃんの毛は、毛根から先に向けてささくれ状になっています。 そのため、擦れたり、抜けた毛が身体にくっついたままだと、ささくれ状の毛はお互いもつれて引っかかり、毛玉となります。 また、ネコちゃんの皮膚には、油分や体臭を作るニオイのある汗腺(アポクリン汗腺)がたくさんあります。
猫 なぜ毛玉ができる?
猫の毛玉の正体っていったい何? 毛づくろいの過程において出てきた抜け毛や汚れは、猫が飲み込むことになりますが、飲み込んだ抜け毛は体内で消化できないため、通常便で排泄されます。 しかしながら、抜け毛の量が多く胃や食道に溜まってしまうと毛玉となり、猫は吐いて毛玉を出そうとします。
猫毛玉できたらどうすればいいか?
十字に切って分けた毛玉を、皮膚を引っ張らないようにし、毛の根元をしっかり持ち、少しずつ手でほぐします。 ほぐれたら、毛先から少しずつクシですいていきます。 この時も、皮膚を引っ張らないように、根元をしっかり押さえるようにします。 ※ ハサミを使いますので、猫が突然暴れだして、怪我をしないように充分注意してください。
なぜ猫は毛玉を吐くのか?
毛玉を吐く理由 猫が毛玉を吐くのは、グルーミング時に飲み込んだ毛を排出するためです。 通常、飲み込んだ毛は便と一緒に排出されますが、量が多い場合は胃や腸で固まってしまうため、毛玉を吐いて外へ出しています。
猫 毛玉 どのくらいの頻度?
毛玉を吐く、生理現象としての嘔吐猫が飲み込んだ毛の多くは、ウンチと一緒に出ますが、胃の中にたまってしまった毛は吐き出さなければなりません。 そのため、普段でも、1日2~3回、毛玉を吐きだす猫もいます。 元気にしていれば、これは心配しなくてよい生理現象の嘔吐です。