心筋症の発症理由はよく分かっておらず、遺伝的な要因、自己免疫疾患、ウイルス感染症などが疑われています。 猫の心筋症には大きく分けて「肥大型」「拡張型」「拘束型」の3つの型があります。 心筋症のなかでもっとも多くみられ、心筋が分厚くなることで血液を溜めておく部屋(心室・心房)が狭くなる病気です。 20 авг. 2020 г.
猫の心筋症の原因は?
心筋症の原因の多くは不明ですが、「拡張型心筋症」の場合は、原因の1つとして、タウリンの欠乏が関係して発症することがわかっています。 現在は栄養基準を満たしたフードの普及によって発症数は減少する傾向にありますが、この拡張型心筋症は遺伝が関係している場合もあるといわれています。
猫 肥大型心筋症 なぜ?
肥大型心筋症の原因は? 猫の肥大型心筋症の原因には遺伝的なものが疑われていますが、現在のところは不明です。 全身性高血圧症により、心筋が肥大することもあるので注意が必要です。 全身性高血圧症を引き起こす病気には高齢猫で起きやすい慢性腎臓病や甲状腺機能亢進症などがあります。
猫の心筋症の症状は?
心筋症の初期では、元気がない、あまり運動をしなくなった、といった症状が見られることが多いです。 心筋症が進行して呼吸がしんどい状態が続くようになるにつれて、少し動くとすぐにうずくまってしまう、ほとんど動かなくなるといった症状が顕著になってきます。
猫の心筋症の寿命は?
肥大型心筋症の猫の平均生存期間は732日と比較的予後は良好です。 しかし、うっ血性心不全や動脈血栓塞栓症がある場合、予後は短くなります。 臨床症状が認められない場合の生存期間は1129〜1830日ですが、臨床症状が認められる場合、うっ血性心不全では92日、動脈血栓塞栓症では61日とされています。