眠気はなぜおきるのか? 眠気の強さを決める主たる要素は、「睡眠物質の量」と「体内時計の周期」の2つです。 まずアデノシンなどの「睡眠物質」が脳内に十分蓄積されると、脳が「起きている状態」から「眠る状態」に移行します。 1 окт. 2018 г.
人はなぜ眠くなるのか?
1つは、人間には体内時計があり、昼と夜のリズムを刻んでいて、そのリズムによって眠くなるというもの。 もう1つが、起きていると何らかの物質が溜まり、眠気が強くなるというものです。 この2つが連動して人は眠るということが考えられています。 一方、睡眠が不足すると、様々な障害が起きてしまうという研究も行われています。
生理の時眠くなるのはなぜ?
排卵後~生理直前の黄体期は、眠気を強くするプロゲステロンの分泌が盛んになるためです。 また、黄体期は基礎体温の高温期にあたります。 体温の変動が少なく、体温が高めの状態が続くこともあって、日中ボーっとしたり、眠たくなったりするんですね。
夜になると眠くなるのはなぜ?
目覚めている必要があるときに、脳の活動状態を保つしくみです。 このしくみの調節にはオレキシンという覚醒物質がかかわっており、日中は多く分泌され、覚醒状態が維持されます。 夜になるとオレキシンの分泌量が少なくなり、覚醒状態を維持できなくなるため眠くなります。
眠気の原因物質は?
その物質とは、神経伝達物質「オレキシン」です。 オレキシンは、脳の視床下部という場所から分泌されています。 分泌されたオレキシンを、脳のさまざまな場所にある受容体が受け取ると、脳が覚醒した状態となります。 反対にオレキシンの分泌が減少すると、受容体にオレキシンが届く量が減り、脳が睡眠状態へと促されます。