嗅覚や聴覚も大切な情報源ですが、目は「脳の出張所」といわれる大切な感覚器。 脳に送られる情報の80%以上は目から入るともいわれています。 もし目の機能が低下してしまうと、日常生活への影響は想像以上に大きく、それだけに、目の健康には日ごろから十分に注意する必要があります。
目のしょぼしょぼの治し方は?
蒸しタオルで目を温めると、血行が促進されて症状が早く良くなります。 入浴で体全体を温めるのもおすすめです。 市販の目薬を使ったり、目を休ませたりしても改善が見られない場合は、一度眼科で相談してみましょう。
目が疲れるとどうなるか?
目に充血や痛みなどが起こり、視界がかすみ・ぼやける、まぶしさを感じるなどの症状がおこります。 これが悪化すると目の症状だけではなくきつい肩や首の凝りがおこり、ときにはめまいや吐き気など全身疾患の状態を感じることもあります。
目の疲れはどこから?
目の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態を眼精疲労と呼びます。 テレビ、パソコン、スマートフォンなどの画面を長時間見たり、メガネやコンタクトの不具合で目に負担がかかることなどで起こりますが、精神的なストレスも原因になっている場合があります。
瞬きのメリットは?
目をずっと開けたままでいると、外の空気にさらされ、いずれは乾燥してしまいます。 それを防ぐためにとても大切な働きをしているのが、「まばたき」です。 このまばたきは、まぶたにある筋肉の収縮によっておこなわれています。 この筋肉の収縮により、涙腺から出ている涙を眼の表面へ運び、涙の薄い膜をつくります。