赤ちゃんがママからもらう免疫は約6ヶ月で弱まります。 母乳に含まれる免疫物質の濃度は次第に低くなるためです。 ママから受け取る免疫は少なくなっても、赤ちゃんは少しずつ自分でも免疫を作るようになります。 日常生活のなかでさまざまな菌と出会い、病気を経験しながら抵抗力をつけて、丈夫な体をつくっていきます。 12 апр. 2017 г.
母乳免疫 なぜ?
赤ちゃんは、ウィルスや細菌などに対する免疫が少ない状態で生まれてきます。 そして、成長するに従って、様々なウィルスや細菌に暴露され、少しずつ免疫機能が発達して抵抗力が付いてきます。 この時、重要な役割を果たすのが母乳で、赤ちゃんを守るための免疫細胞や抗体が含まれ赤ちゃんをウィルスや細菌が守っています。
母乳 免疫 何%?
母乳には、非常に多くの白血球が含まれ、赤ちゃんの免疫機能を助ける働きがあります。 近年では、研究によって、産業国(先進国)では母乳育ちの赤ちゃんの場合、いろいろな種類の感染症(呼吸器感染症、中耳炎、尿路感染症、B型インフルエンザ、肺炎、骨膜炎)や消化器官疾患に効果があることがわかっています。
母乳 いつまで メリット?
WHO(世界保健機関)では、授乳は2歳以上まで続けることを推奨しています。 その理由として、下記の7つのメリットが挙げられています。 特に発展途上国などでは栄養面、衛生面、経済面などから母乳育児を続けることで赤ちゃんの死亡率を抑える効果が期待できます。
母乳に栄養があるのはいつまで?
A 母乳が出る限り、栄養がなくなることはありません 脂質、タンパク質、鉄分、ミネラル類は、時間をかけて少しずつ減っていきます。 これは赤ちゃんが離乳食からこれらの栄養素をとり始めるためです。 1歳近くになると、母乳だけでは成長に必要な栄養がたりなくなるので、「栄養がなくなる」といわれるようになったのでしょう。