授乳中の母親が風邪をひいたりした場合、母親の体内で作られた抗体も母乳を通して赤ちゃんに移行します。 これらの抗体が赤ちゃんの体内で効果的にすばやく働き、赤ちゃんの免疫として作用してくれます。 25 мая 2021 г.
母乳 免疫 何%?
母乳には、非常に多くの白血球が含まれ、赤ちゃんの免疫機能を助ける働きがあります。 近年では、研究によって、産業国(先進国)では母乳育ちの赤ちゃんの場合、いろいろな種類の感染症(呼吸器感染症、中耳炎、尿路感染症、B型インフルエンザ、肺炎、骨膜炎)や消化器官疾患に効果があることがわかっています。
母乳 抗体 なぜ?
赤ちゃんは、ウィルスや細菌などに対する免疫が少ない状態で生まれてきます。 そして、成長するに従って、様々なウィルスや細菌に暴露され、少しずつ免疫機能が発達して抵抗力が付いてきます。 この時、重要な役割を果たすのが母乳で、赤ちゃんを守るための免疫細胞や抗体が含まれ赤ちゃんをウィルスや細菌が守っています。
ミルクの免疫力は?
初乳は免疫物質の宝庫 初乳(出産後3日頃まで分泌される)は、タンパク質の濃度が高く、免疫グロブリンやラクトフェリンなどの感染防御因子を豊富に含んでいます。 免疫グロブリンであるIgAは特に初乳に多く含まれており、さまざまな種類のウイルスや病原体に反応する守備力が高い抗体です。
母乳の免疫力 いつまで?
赤ちゃんはお母さんから抗体という免疫の物質を譲り受けて生まれてきます。 赤ちゃんはかぜにかかりにくいと言われるのは、この抗体のおかげです。 この抗体は生後6ヶ月を過ぎると減少しますが、赤ちゃん自身の免疫が発達し始めるのは1歳を過ぎてからです。 すなわち、6ヶ月から1才半では免疫力は一生で最も低下しています。