なぜかというと、授乳中はママの体内から鉄が優先して母乳に移行して赤ちゃんに届けられるからです。 ですからママが鉄欠乏性貧血となることもあります。 そのため、厚生労働省が策定した日本人の食事摂取基準では、授乳により失われる鉄の量を補うために、授乳期のママはより多くの鉄を摂取することを推奨しています。
母乳 鉄分 いつまで?
それで、低出生体重児は経過観察をしながら必要があれば鉄分を補うなどの処置を行うことがあるのです。 しかし、満期産で標準体重に達して生まれた赤ちゃんはお母さんから十分な量の鉄をもらっているので、少なくとも生後半年から1年くらいまでは、母乳から摂取する鉄で必要な量が賄えると考えていいでしょう。
母乳鉄分不足いつから?
POINT3母乳栄養児と乳幼児期の鉄欠乏 とくに離乳期になっても離乳食が進まず、母乳が栄養の主体になる場合、生後9か月ぐらいになると鉄欠乏から鉄欠乏性貧血に進むことがありますので注意が必要です。
牛乳 鉄欠乏性貧血 なぜ?
鉄分は、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンという物質を生みだすのに欠かせない成分です。 牛乳を飲むことにより鉄の吸収が妨げられ、結果的には血液中のヘモグロビンが下がり貧血となってしまいます。
鉄分不足 赤ちゃん どうなる?
1995年に厚生労働省によって発表された『離乳の基本』においてすでに、鉄欠乏と乳児の精神運動発達遅延の関連が明記されており、赤ちゃんの鉄欠乏はそれが貧血にならない程度のものでも、神経伝達物質の生成が阻害されて、脳細胞の機能低下がもたらされ、鉄欠乏が3か月以上続くと、精神運動発達遅滞にいたる可能性があることが明らかになっ ...