日本人のナルコレプシーの有病率は1万人当たり16人~18人という研究報告があります。 この数値の開きは調査対象地域や対象年齢層の違い、調査年の相違などによるものと考えられ、一般的には約600人に1人とみられます。
ナルコレプシー 何分?
健常者は、睡眠を自分の意志でかなり自由にコントロールすることができます。 しかしナルコレプシー患者の場合には、猛烈な睡魔に襲われ、時と場所に関係なく発作的に眠り込み10~20分の居眠りを一日に何回も繰り返します。
ナルコレプシー 何科に行けばいい?
ナルコレプシーかな?と思ったら、睡眠障害全般を扱う睡眠外来、もしくは精神科や精神神経科、神経内科などで相談してみてください。
ナルコレプシーの4大症状は?
従来より「ナルコレプシーの4主徴」として睡眠発作、脱力発作、入眠時幻覚、睡眠麻痺があげられています。 睡眠発作はその名の通り突然の強烈な眠気で、ナルコレプシーの最も基本的な症状です。
ナルコレプシーの機序は?
ナルコレプシーは,視床下部外側野のヒポクレチン含有ニューロンが自己免疫機序により破壊されることで生じると考えられる。 ナルコレプシーの主な症状は,日中の過度の眠気(excessive daytime sleepiness:EDS),情動脱力発作,入眠時および出眠時幻覚,睡眠麻痺,ならびに夜間睡眠障害である。