olfactory sence. 化学物質の分子によって鼻腔内部の嗅粘膜中の嗅細胞が刺激されて起る匂いの感覚。 嗅覚は味覚と同様に化学性感覚であるが,嗅覚を起す物質は揮発性を有するのが特徴である。
嗅覚 なんのため?
嗅覚は原始的な感覚とされていますが、においには多くの重要な役割があります。 原始時代においては、においで危険を察知し、身を守ってきました。 においには、危険を知らせる役割があるのです。 現代でも体調を崩す恐れがある腐敗した食品は、においを嗅いで察知できます。
匂いはどこで受容?
においは鼻の奥の方にある、嗅粘膜という特殊な粘膜で感知します。 ここは通常の粘膜とは違う、嗅神経という神経の先が嗅繊毛という形になって直接「外」(鼻の中の空気の通り道)に飛び出しています。
女性 嗅覚 何倍?
嗅覚の男女差、脳細胞の「数」測定で明らかに ブラジルのリオデジャネイロ連邦大学とサンパウロ大学と米カリフォルニア大学の共同研究の結果として「女性の嗅覚細胞は男性の1.5倍」と報告された。
嗅覚はどこにある?
嗅球の神経細胞から遠心性に出る神経線維(軸索)は、大脳の底面の内側にある嗅内野や扁桃体という場所にある神経細胞に臭いの情報を投射します。 そして、そうやって初めて、人は臭いや香りを感じ取ることができます。 口に入った飲食物の臭いも同様な経路によって臭いを感じることができます。