なぜ単位が変わったのかというと、国際単位系では気圧の単位が「mbar」ではなく、「hPa」だったからです。 「国際単位系」は国際的に各種の単位を揃えようと1954年に国際度量衡(どりょうこう)総会で決めたものですが、日本の気象業界では長年の慣習で「mbar」を使っていました。 1 дек. 2017 г.
ミリバールからヘクトパスカルに変わったのはいつ?
気圧の単位は、いつから「mb(ミリバール)」から「hPa(ヘクトパスカル)」に移行したのですか? 世界的なSI単位系(国際単位系)への移行にあわせ、平成4年(1992年)12月1日に気圧の単位をmbからhPaに移行しました。 航空気象業務では、それ以前よりhPaを使用していました。
気圧 ヘクトパスカル なぜ?
では何故天気予報の気圧はhPaなのか? その理由は、以前、気圧はミリバール(=mb)を単位として表してきました。 バールは100000Paのことです。 したがって、1mb=100Pa=hPaとなります。
ミリバール いつから?
圧力の単位にもグローバル化の波が 1992年の今日(12月1日)、それまで気象庁で気圧の単位として用いられていた「mbar(ミリバール)」が、「hPa(ヘクトパスカル)」に変更されました。 これに伴い、天気予報で使われる台風の中心気圧の表し方なども、ミリバールからヘクトパスカルへと変更されることになったのです。
ヘクトパスカルとはどういう意味?
1パスカル(Pa)は、1m2の床の上に約100g〔1ニュートン(N)〕のものを置いたときの圧力です。 「ヘクト」は100倍という意味ですから、1hPaは「1m2の床(ゆか)の上に約10kgの重さのものを置いたときの圧力」ということになります。