唾液には驚くべきパワーが秘められていて、むし歯や歯周病の予防に役立っています。 食べカスや歯垢を洗い流す自浄作用や、抗菌作用もあります。 だからこそ、唾液の量が減ってしまう就寝前は、しっかり歯磨きをして、お口の中の細菌を減らすようにしましょう。 そして、むし歯や歯周病の発症リスクを抑えることが大切です。 7 июл. 2020 г.
なぜ寝る前に歯を磨くのか?
じつは、寝ている間が一番お口の中の細菌が繁殖してしまうため、夜寝る前の歯磨きは特に大事になります! 寝ている間のお口の中は、唾液の分泌が減り、さらに口呼吸などによって乾燥しています。 乾燥することで、唾液の細菌を洗い流したりする自浄作用や虫歯を防ぐ抗菌作用が低下します。
寝る前に歯磨きしないとどうなる?
唾液は口の中を湿らせているだけでなく、虫歯や歯周病の原因細菌の活動を抑制させています。 寝ている時は唾液の量が減るので細菌が活発になってしまうのです。 起床時にはトイレの便器よりも細菌が多いと言われています。 唾液の分泌量が減るので朝起きた時に口の中がべたつきます。
歯磨き 就寝何時間前?
眠りやすくなるためにはメラトニンの働きが不可欠ですが、寝る直前に歯磨きをすると、自らその効果を抑制することになってしまうのです。 とはいえ、歯磨きをせずに眠るというわけにもいきません。 著者によると、理想は「就寝1時間前」。 これなら衛生面の問題はクリアでき、メラトニンの分泌量も保つことができます。
歯を磨かないで寝るとどうなるか?
夜、歯を磨かずに寝ると、お口の中に残った食べ物や飲み物から歯の表面や歯と歯の間などに歯垢がついたままになります。 お口の中はもともと湿っていて温度が37度前後あり、細菌がとても繁殖しやすい環境なので、歯垢の中では細菌が繁殖して、お口全体に拡がります。