紹介状とは正式名称「診療情報提供書」。 医師が他機関の医師に患者を紹介する際に、患者の基本情報や症状、治療・投薬状況などを記載する書類を指す。 紹介状があれば、引き継いだ医師は患者の容体を一から調べ直すことなく、紹介状の情報を基に迅速に治療方針を決めることができる。
精神科 紹介状 なぜ?
依存がひどくなってしまうと、どうにかして薬を入手しようと、周囲のクリニックを重複で受診することがあります。 これは医療法や医療費の問題ももちろんのこと、患者さん本人の治療にならなくなってしまいます。 このようなケースを避ける目的でも、主治医からの紹介状によって治療の受け渡しを明確にする必要があるのです。
病院 紹介状がないとどうなる?
紹介状なしで大病院を受診すると、診察料のほかに特別な料金がかかることをご存じですか。 初診では5,000円(歯科の場合は3,000円)以上、再診では2,500円(歯科の場合は1,500円)以上の特別の料金がかかります。 大病院は救急や重い症状の患者さんの治療を担う役割を持っています。
紹介状があるとどうなる?
紹介状は単なる形式上のものではなく、患者の病状や既往歴、検査結果などが記載されており、かかりつけ医と他の医療機関が連携を図る上で活用されます。 紹介状があると、第一に、受診がスムーズになります。 病状や治療経過といった医療情報が引き継がれるわけですから、その分紹介先での問診や初診にかかる時間が短縮できます。
総合病院 紹介状 なぜ?
精密検査や専門的医療、高度医療を必要と判断したときに、適切な病院を紹介します。 大きな病院は、このような場合や状態が急に悪化した患者さんを専門的に診る役割を担っています。 「紹介状」は、正式には「診療情報提供書」とよばれ、医師が患者さんを紹介するときに作成されるものです。