運動不足は体力低下の大きな原因です。 運動をしないと筋肉が使われなくなり、弱っていくからです。 また、血液の循環も活発でなくなることから、さらに筋力は衰えていきます。 結果として、疲れやすい体質へと変わってしまうのです。
体力がない どうしたらいい?
体力低下の予防・改善におすすめしたいのが、負荷が比較的軽く長時間継続してできる「有酸素運動」です。 エアロビクスダンス、ジョギング、水泳などが挙げられますが、なかでも気軽にできるのが「ウォーキング」です。 ウォーキングは、適度な酸素を体に取り入れながら行うことができる運動です。
人間は何歳で体力が低下するか?
1-2.体力の低下が始まる時期 体力は、男女ともに6歳頃から運動するための体力が向上し始め、男性で17歳頃、女性で14歳頃に最大値に達します。 体力の低下が顕著に見られるのは2段階あり、20歳以降と50歳以降のタイミングです。 20歳以降は体力が少しずつ低下するものの、筋肉量は40代頃までは維持されるといわれています。
体力低下 どうなる?
運動不足であると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。 身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招きます。 筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。
体力 何歳 ピーク?
平成27年の文部科学省の体力・運動能力の加齢にともなう変化の傾向によると体力水準は男女ともに6歳から加齢にともなって向上し、男性は17歳頃、女子では14歳頃にピークに達した後、20歳以降では加齢にともなって緩やかに低下する傾向があるとしています(グラフ1、グラフ2)。