不安、緊張、ストレス状態にあると、交感神経の働きが高まり、筋肉が緊張し、血圧や心拍があがり、呼吸が浅くなります。 逆に副交感神経が活発になると、体は緩み、血圧や心拍もさがり、リラックスした状態になります。 緊張したり、不安な気持ち、恥ずかしい思いをしたときに心拍数が上がることがあります。
心拍数が高いのは何が原因ですか?
心臓は微弱な電気信号により規則正しい脈拍を保っていますが、狭心症や心筋梗塞、心不全、虚血性心疾患などが原因で電気信号に異常が起こると頻脈などの不整脈が発生します。 心疾患以外にも、高血圧、糖尿病、甲状腺疾患などで起こるほか、疲労の蓄積やストレス、飲酒・喫煙、睡眠不足などが原因で起こることもあります。
心臓 鼓動早い なぜ?
安静時の洞性頻脈は、精神的緊張や過度のストレス、睡眠不足などで起こります。 ただし、心臓の機能が弱った重度の心不全の方、甲状腺ホルモンが過剰に出てしまう甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の方、他の病気(呼吸不全、感染症など)で脈が速い方はそれぞれに合った治療が必要になります。
心拍数 どれくらい?
心拍数は、一般の成人であれば、安静時で1分間に60〜80回ほどが正常値とされています。 アスリートの場合だと、同じ安静時でも1分間に59回以下ほどと60回を切るような心拍数に。 日本人間ドック学会によると、心拍数は1分間に45〜85回であれば問題ないとされています。
高血圧 脈拍どうなる?
特に高血圧患者さんでは心拍数が増加するに従い、心疾患の発症や死亡のリスクが高まることが、疫学調査により確認されています。 またその調査では、血圧・心拍数がより高くなるほど、心疾患の発症や死亡のリスクも高まる結果となっています。