完全に治っていない状態で負荷をかけてしまうと、靭帯が緩いままになってしまい再び捻挫を繰り返す原因になります。 また、関節が不安定なまま捻挫を繰り返すと関節軟骨も損傷し将来的に足首の変形をきたしてしまう可能性があります。 ですので、靱帯が安定するまではサポーターなどを使用して生活することをおすすめしております。
捻挫を繰り返すとどうなる?
また、関節が不安定なまま捻挫を繰り返すと関節軟骨も損傷し将来的に足首の変形をきたしてしまう可能性があります。 足関節捻挫は方向転換動作時やジャンプからの着地時に発生しやすく、スポーツなどで求められる十分な動作能力が獲得できていない状態で動作をすると最初受傷危険性が高まります。
なぜ捻挫するのか?
捻挫(ねんざ)はスポーツや転倒などによって足首や指などをひねり、関節部分が傷つくことで起こります。 腫れや痛みがなかなかひかない場合や、関節がグラグラしているときなどは、骨折や靱帯断裂の場合もあります。
捻挫の程度は?
捻挫の程度は3つに分類されています。 第1度:靭帯の一部の断裂で、痛みや軽度の腫れがあります。 第2度:靭帯の部分断裂で、腫れや関節の運動も制限されます。 第3度:靭帯の完全断裂で、関節が不安定であり、症状すべての程度が強いです。
捻挫の固定期間は?
捻挫は靭帯損傷の中で程度の軽いもの(Ⅰ度)で約1週間の安静と包帯固定でほぼ完治します。 少し重症になると、靭帯の部分断裂が起こり(Ⅱ度)、サポーター固定またはギブス固定が必要で、完治するまでは3~4週間程かかります。