泌尿器科を受診してください。 前立腺以外の病気では、神経因性膀胱、膀胱腫瘍、骨盤腔内の腫瘍などが考えられますので泌尿器科を受診して検査を受けてください。 本当に尿量が少ない場合は、至急精査する必要があります。
尿量減少の原因は?
脱水や心不全により腎血流が低下したり、腫瘍や結石のために尿管や膀胱が閉塞したりすると、尿量は低下します。 腎臓の機能が低下すると、尿の濃縮力が低下して多尿となり、夜間頻尿になることが多いですが、さらに腎機能低下が進行すると、尿量が低下します。
尿の量が少ないとどうなる?
尿量が少ないと、尿をためる膀胱(ぼうこう)が刺激を受けず、排尿回数が減ります。 腎臓のはたらきが低下した腎不全の末期となると、尿がほとんど出なくなります。 また、腎臓に異常がなくても、尿道に石がつまったり、排尿を起こす神経に障害が生じたりすると、尿が膀胱にたまっているのに出ない状態も起こります。
頻尿は何科に行けばいい?
頻尿に対する対処の方法 もし、明らかに水分を多く摂取しているようであれば水分摂取の調節により改善しますが、病気に関わるような場合は原因を明らかにして、その原因に応じた適切な治療や対処をする必要があります。 原因が思いあたらない場合には、泌尿器科専門医を受診することをお勧めします。
尿の量がいつもより少ない?
ほんとうに尿の量が少ない場合を乏尿と呼びます。 これは1日0.4リットル(400ml)以下の場合です。 尿の量がこれ以下になれば、体の中で生じた老廃物、すなわち《ゴミ》を完全に尿に排泄することが出来なくなり、体の中に蓄積することになるからです。 これは腎不全などの特殊な病気で起こります。