先天性の病気や子宮や直腸の手術後、脊柱管狭窄症、脊髄損傷など原因はさまざまですが、膀胱や尿道に関係する神経の障害が原因となって尿意を感じづらくなったり、排尿しにくくなったり、尿失禁がおきたりします。 我慢していることで膀胱が固くちぢんだ状態になったり、最終的に腎機能低下がおきることもあります。
排尿障害 つづくとどうなる?
排尿困難が続くとおしっこが膀胱に残る(残尿と言いますが)ようになり、重症になりますと腎臓の機能が悪くなったり、残尿に細菌感染が起こり厄介な状態になりますので早めに病院に行きましょう。 また過度の飲酒、ある種の薬剤により尿が詰まる事が良くあります。
尿意があるのに尿が出ない 女性 何科?
放置すると、原因となる病気もどんどん進行し、日常生活に支障をきたす可能性があるので、早期に治療を開始することで生活の質を保つことができます。 尿意があるのに尿が出ないときに受診科する科は、泌尿器科です。
尿が出ないのは何の病気?
おしっこしようと思っても出なくなる状態を尿閉(にょうへい)といいます。 尿閉は、男性にも女性にも起こりますが、男性に多く、その原因のほとんどは前立腺肥大症です。 前立腺は尿をためる膀胱(ぼうこう)の下に位置する臓器で、この前立腺が腫れてくるのが前立腺肥大症です。
尿障害の種類は?
排尿障害は、蓄尿障害と排出障害に分類できます(図1)。 蓄尿障害とは、文字通り「ためておくことができなくなる」障害です。 これは、膀胱排尿筋の過活動や、膀胱出口の抵抗が弱くなる、尿道閉鎖圧が低下するといったことが原因となり、尿失禁や頻尿が生じます。 一方の排出障害は、「出すことができなくなる」障害です。