牛乳を飲むことで、栄養のバランスがよくなるからです。 特に、学校給食における「学校給食摂取基準」では、カルシウムの摂取量を一日に必要な量の50%を基準値としています。 牛乳は、1回に摂る量で考えると、カルシウムを多く含み吸収率も高いです。
給食の牛乳の歴史は?
1946年(昭和21) 東京、神奈川、千葉の小学生25万人に脱脂粉乳の給食を開始。 この脱脂粉乳はアメリカ民間団体の援助によるララ物資と呼ばれた救援物資のひとつで週2~3回、ミルクとおかずの給食を提供。
給食 牛乳 法律 なぜ?
学校給食に牛乳が出るのは、実は「法律で決められているから」。 日本には、昭和29年に施行された、「学校給食法」という法律があります。 この法律は、全国で広まった学校給食に明確な基準が必要だという理由で作られたもので、給食の内容や、調理設備などについての決まりが明記されています。
給食 牛乳 なぜ アメリカ?
マッカーサー元帥が1945年に来日した際、 日本人の栄養摂取量の低さに愕然とし、学校給食制度を開始したとされています。 このとき、カルシウムを十分に摂取できるようにという配慮から、 学校給食には脱脂粉乳が加えられたのです。 占領解放後もアメリカの方針に追随した日本では牛乳の栄養価値が重視されました。
なぜ牛乳を飲むようになったのか?
アンケート調査(平成二十一年・Jミルク)によると牛乳を飲む理由のトップは、「カルシウムがあるから」でした。 日本人に不足する栄養素はカルシウムで、そのカルシウムを補給するのに最適な食品は牛乳ということは広く知られています。 (独)農畜産業振興機構では、牛乳乳製品の正しい知識の普及と消費拡大の事業を行っています。