かつては、脳梗塞発症後すぐに体を動かすと、さらに症状が悪化するといわれてきました。 しかし、現在の治療ガイドラインでは、発症直後からのリハビリが推奨されています。 これにより、症状を軽くすることができ、誤えん性肺炎などの合併症も予防することができます。 1 авг. 2021 г.
脳梗塞 リハビリ 何する?
脳梗塞の後遺症に対して行う理学療法では、歩行練習、体力強化練習、基本動作練習、日常生活動作練習と呼ばれるリハビリを行います。 ・歩行練習:装具などを用いて、歩く練習をします。 免荷式トレッドミルという機械を使うこともあります。 ・体力強化練習:自転車などを用いて、心肺機能を強化する練習をします。
脳梗塞 リハビリ いつ?
急性期のリハビリは、 基本的に発症から48時間以内に開始することが望ましい とされています。 リハビリを行わないと、体力の低下や認知機能の低下を引き起こして、いわゆる廃用症候群になってしまう恐れがあります。
脳梗塞の入院リハビリは?
脳梗塞をはじめとした脳血管障害の後遺症のリハビリは、通常病院での 急性期リハビリ から開始されます。 病院で入院中のリハビリは、脳血管障害では150日、高次脳機能障害を伴った重篤な脳血管障害では180日の制限があるため、回復期以降のリハビリをどのように行っていくかが後遺症の残り方に影響を及ぼします。
脳梗塞治療後の回復過程は?
脳梗塞のリハビリは3つの時期に分けて進めます。 脳梗塞の発症から約2週間までが急性期。 続いて発症から約3-6か月までが回復期。 その後は、自宅や施設に戻りリハビリを行う、維持期になりますが、最近では生活期と呼ばれています。