脳しんとうとは、外傷による精神機能または意識レベルの変化をいいます。 脳しんとうでは、意識が消失する場合もありますが、脳の構造に明らかな損傷はみられず、6時間以内に治まります。
頭打った いつまで?
頭をぶつけてから、数日間様子をみて、何も異常がみられない場合は、後遺症などが起こる可能性は低いと考えられています。 ごくまれに、頭をぶつけた2~3日後に頭痛が生じることがあり、高齢者の場合は、2週間~3ヵ月程してから症状が出始めるケースもあります。
脳震盪 どうやってなる?
脳震盪は、激しい接触などによって脳に強い衝撃が加わったことによって起こりますが、その衝撃が脳に伝わらないようにするためには、体全体や衝撃を受け止めたり緩和したりすること、加えて、首の筋肉の力で衝撃が頭部に及ぶのを食い止めたりしなければなりません。
頭を打ったあと 何時間?
強く頭をぶつけた場合には6時間以内に病院を受診するようにしてください。
脳震盪 何度も?
脳震盪を繰り返すと、いわゆる“脳震盪癖”がつきやすくなります。 脳震盪を3回繰り返した場合は癖がついていると考えられます。 そして、脳震盪を繰り返すと、ひどい場合は重い障害が残ったり、さらには頭蓋内の出血などが原因で死に至ることもあります。