NPPVでは鼻マスクや鼻プラグからガスが投与されますが、乾燥したガスであるため、ある程度の加温加湿は必要になると考えられます。 一方で、TPPVでは気管分岐部付近から直接ガスが投与されるため、37℃前後に加温加湿する必要があります。 29 сент. 2020 г.
人工呼吸器 滅菌蒸留水 なぜ?
人工呼吸器を使う場合、乾燥した空気が気道や肺を傷つけるのを避けるため、加温・加湿をする必要があります。 この際、純度の高い「精製水」を使う必要があります。 不純物を含んだ水道水を用いると、菌が繁殖しやすかったり、機器の異常につながったりするからです。
気道内加湿法の目的は?
吸入療法により気道を加湿することで、気道粘膜の保護や排痰にも効果があるため、小児科領域では気管支喘息のほかに、重症心身障害児や神経筋疾患児の排痰促進を目的として使用されることもあります。
加温加湿器の目的は?
上気道には、吸い込んだ空気に湿度と温度を与える加温加湿の役割があります。 気管チューブや気管切開チューブが留置されている場合は、チューブを介して呼吸を行うため、加温加湿の役割を持つ上気道がバイパスされ、吸気が乾燥したままだと粘膜を乾燥させ粘膜損傷を起こし、また分泌物が乾燥することにより感染などが生じやすくなります。
気道 加湿 なぜ?
人工気道が留置されていると、加温加湿機能を果たす上気道がバイパスされ、乾燥したガスが加湿されずに肺に到達して弊害を起こすため、加温加湿が必要となる。