厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。
アルコール 一日どれくらい?
1. 節度ある適度な飲酒 「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度である。」 「飲酒量の単位」の項でも説明していますが、20gとは大体「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チューハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」などに相当します。
日本酒 1日 どれくらい?
日本酒の適量は1日1合が目安 一般的な男性の日本酒の適量は、1日約1合(180ミリリットル)といわれています。 これは、厚生労働省が推進する「健康日本21(第2次)」で「節度ある適度な飲酒量」として提示されている、1日平均純アルコール量約20グラムを日本酒に換算した量です。
お酒の飲みすぎってどのくらい?
飲みすぎの量はと言うと、「多量飲酒」=1日1日平均純アルコールで約60g以上とされています。 最初に瓶ビールを飲んで、そのあと日本酒かウイスキーに…と、お酒好きならすぐに超えてしまう量ですね。 肝疾患・脳卒中・がんなど、多くの疾患がアルコールと関連すると言われています。 多量飲酒が続くと、内臓も危険な状態になります。
お酒は1日何本?
厚生労働省が適量としている1日平均の純アルコール量20gで換算すると、男性ではアルコール度数5%程度の缶ビール・缶チューハイなら500mLのロング缶1本です。 女性は男性より体が小さいので、この3分の2から半分が適量。 度数が高くなるほど飲める量は少なくなります。 適量に抑えるためには飲み方を工夫することが必要です。