通常、生理が始まる2週間前に排卵が起こります。 そのときに卵巣の膜を突き破って卵子が出てくるため、出血することがあり、排卵出血と呼ばれます。 また、排卵の乱れによる消退出血と呼ばれるものも。 これは、少量の出血が1週間以上続きます。
排卵出血は何日ありますか?
排卵の前になると、女性ホルモン(卵胞ホルモン)の分泌量が低下するために起こるものです。 出血は2~3日間続きますが、自然に止まるようなら特別な治療は必要ありません。 排卵期出血かどうかは、毎日きちんと基礎体温を記録しておけば、自分で知ることができます。
排卵出血の少量は?
月経と月経の間の排卵期頃に、子宮内膜が一時的な卵胞ホルモンの低下の影響を受けて少量の出血を見ることがあります。 これは、排卵期出血といって、よくある不正出血の原因です。 また、排卵期には下腹部が少し痛むこともあります。
排卵日 出血 なぜ?
・ 排卵期には卵巣内の卵胞からエストロゲンの分泌量が急激にアップ・ダウンします。 この急激なエストロゲンの分泌量変化により、一部の子宮内膜が剥がれ落ち、生理様の出血が起こることがあります。 これが排卵期出血の原因と考えられています。 排卵期の出血はだいたい生理と生理の中間に起こるので、中間期出血とも言われています。
排卵出血の治し方は?
排卵出血が毎月起こる場合やダラダラと長引く場合、出血量が多い場合など、日常生活への支障が伴う場合は、止血剤で一時的に出血を止めたり、ホルモン剤やピルを服用してホルモンの乱れを改善したり、排卵出血以外の原因がないかを検査します。 排卵出血の多くは、一時的なことが多くそのまま様子をみて自然に止まるのを待ちます。