1. 検査前禁食の必要はない。 気管支鏡検査で使用する咽頭麻酔や、気管内に気管支鏡を挿入した際に嘔気嘔吐を生じる可能性がある。 吐物による窒息や誤嚥を防ぐために、検査前日の就寝時から禁食・検査前2~3 時間から絶飲食とすることが多い。
気管支鏡検査で正しいのはどれか 検査の1時間前?
×1 検査の1時間前まで飲食できる。 気管支鏡の挿入により嘔吐反射が誘発され、また喉頭・気管内麻酔の影響から嘔吐物による窒息や誤嚥を起こすことがある。 したがって、検査前3~4時間は絶飲食としている施設が多い。 例えば午前中の検査であれば朝食は欠食とし、飲水も制限される。
気管支鏡検査で正しいのはどれか 義歯?
検査中、義歯は装着したままで良い。 気管支鏡検査では、気管内にカメラを挿入するため、義歯が外れ気管内に落ちてしまう危険や、義歯を破損してしまう恐れがあるため検査中は外す。
1秒率が低下するのはどれか?
70%以上が正常ですが、1秒率が低下している場合は閉塞性換気障害(気管支が狭くなっているために起こる呼吸機能障害)が疑われます。 閉塞性換気障害には、気管支ぜん息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがありますが、どの疾患も気管支が狭くなっているので、一気に息を吐き出すことができず1 秒率が低下するのです。
気管支喘息患者への投与が禁忌なのはどれか?
発作時には、気管支拡張作用のあるβ2刺激薬を吸入で用いる。 β遮断薬は気管支喘息に対して禁忌である。