こうした前庭神経炎の症状は、2~3日続くことが多く、1週間程度は歩くことができない場合もあります。 その後、徐々に前庭神経炎のめまいの症状は回復します。 しかし、歩行時や体を動かした時にふらつく症状は、しばらく続き、約半数の方では、6ヵ月後でもふらつきの症状が見られることがあるようです。
前庭神経炎 いつまで続く?
前庭神経炎(ぜんていしんけいえん) 突発的な激しい回転性のめまいが出現し数日続きます。 めまい感は1週間程持続します。 吐き気や嘔吐を伴いますが、耳鳴りや難聴などはありません。
前庭神経炎 めまい いつまで?
前庭神経炎による激しいめまいが起こると、食事をするのも、水をのむのも困難になりますので、入院して点滴治療を行うことが多いです。 激しい回転性のめまいが1日で治まる人もいれば、3日ほど続く人もいます。
前庭神経炎 どうする?
前庭神経炎は、内耳が原因となるめまいの病気の中で、良性発作性頭位めまい症、メニエール病に次いで患者数の多い病気です。 前庭神経炎の治療では安静にすることが第一で、症状が強い場合は入院することもあります。 安静にしたうえで、薬物療法とリハビリテーションを行います。
前庭神経炎の年齢は?
下図は前庭神経炎45名の年齢分布で、男女性間に大きな差はありません。 30代から70代までほぼ等しく発症し、メニエール病のような多忙な勤労世代の突出はありません。