これは、眠ることで代謝が下がり、体内で生み出される熱の量が少なくなるためです。 また、眠りが深ければ深いほど、深部体温は低くなると言われています。 つまり、睡眠もまた体温調節に関わっているということです。
寝る時寒いとどうなる?
うまく放熱できれば深部体温を下げられるのですが、寒さで手足が冷え切っている時などは、うまく放熱できません。 そのため、深部体温を下げることが出来ずに、寝つきが悪くなります。 気温や体温によって深部体温のコントロールが難しくなることが、寒い冬に寝つきが悪くなり、快適な睡眠がとりにくくなる理由なのです。
寒い 眠る 死 なぜ?
体温が下がると脳温度も下がり眠くなります。 映画で冬山で遭難した時に「眠ると死ぬぞ! 眠ってはだめだ!」と励ましあう場面がありますが、そのような低温で眠ってしまうと、脳機能が低下しそのまま死んでしまうからです。
眠くなるのはなぜか?
1つは、人間には体内時計があり、昼と夜のリズムを刻んでいて、そのリズムによって眠くなるというもの。 もう1つが、起きていると何らかの物質が溜まり、眠気が強くなるというものです。 この2つが連動して人は眠るということが考えられています。 一方、睡眠が不足すると、様々な障害が起きてしまうという研究も行われています。
なぜ眠くなると熱くなるのか?
眠くなると体が暖かくなるのは、体内の熱により皮膚が温まっているためです。 また、眠くなると布団が暖かくなってくるのは、放出された深部体温の熱で布団が温まっているからです。