体が寒冷を感知すると、体温調節中枢からの信号で交感神経が活性化します。 血管が収縮し体温を逃さないようにしますが、このとき皮膚表面の筋肉が収縮することで鳥肌が立ちます。 それでも体温を維持できないと、運動神経にも信号が送られ骨格筋を震えさせて熱をつくりますが、これが寒いときに起こる震えです。 8 апр. 2019 г.
身震いの原因は?
震えは運動神経の異常が生じて起こる 震えは、運動神経に異常が生じたことによって起こります。 たとえば冬など寒い季節、身体を伸ばすための筋肉と曲げるための筋肉が一緒に収縮すると、震えが起こります。 またこの2つの筋肉が交互に収縮したときも、同様に震えが起こります。
体が震えるのは何の病気?
安静時に震えが生じる場合は、パーキンソン病が疑われます。 この病気になると、体の運動を上手く調節できなくなり、歩行にも支障をきたします。 50歳以上の人に発症することが多く、年齢の上昇とともに発症リスクが上昇していきます。 なお、発症には食事の内容や地域差もなく、特別な原因となるものはないといわれています。
体の震え 何科?
受診して相談する科としては、脳神経内科(神経内科)が最も適切です。 本態性振戦の症状として間違いがないかの診察が行われ、必要に応じて脳のMRIや血液検査などが行われます。 近くに脳神経内科がない場合には、脳神経外科を受診されると良いでしょう。
高齢者の指の震えは?
とくに手先の震えは老化と共に顕著に見られる現象で、医学的には「本態性振戦(ほんたいせいしんせん)」と呼ばれます。 震え以外に症状が見られず、原因がわかっていない病気を本態性振戦といい、65歳以上では約14%と非常に多くの高齢者に見られます。