呼吸とは、酸素を体の中に取り入れて、二酸化炭素を体の外へ出す作業なのです。 吸いこんだ空気は、胸の大部分をしめる大きな臓器、肺に向かいます。 口や鼻から入った空気は、まず、のどを通って気管という管に入ります。 気管は直径がおよそ2cm、長さがおよそ10cmほどの1本の管です。
呼吸はなんのためにするのか?
私たちのからだは、食べ物などの栄養を酸素で燃やし、エネルギーを取り出しています。 ですから、二酸化炭素が出てくるのです。 つまり、生きていくために必要なエネルギーを取り出すために酸素を取り入れ、燃えかすとなった二酸化炭素をはき出すために呼吸をするのです。
人間 呼吸 どのように?
空気を取り入れる仕組み 私たちが呼吸するときは,ろっ骨の間にある筋肉や横かくまくを動かすことによって,空気の出し入れをしています。 息を吸いこむときは,筋肉のはたらきでろっ骨を上に上げ,横かくまくを下に下げて胸の中の体積を大きくします。 すると,肺がふくらんで空気を取り入れることができます。