両目で見たとき、脳はそれぞれの目が見た画像を統合して1つの像としてとらえます。 その際、左右のずれを脳が認識し、奥行きを感じるようになっています。 目が2つあるために、遠くの物と近くの物を区別して立体的に見ることが出来るのです。
どうして目は2つなのにものはひとつに見えるのか?
私たちの2つの目は、左右約5~6cm離れています。 そのため、目の前にある物を見たとき、右目と左目ではそれぞれ違う角度から見ていることになります。 両目で見たとき、脳はそれぞれの目がそれぞれの角度から見た画像を統合して1つの像としてとらえています。
目はなんのためにあるのか?
外界から光の刺激を受けて体内で何らかの像を結び、周囲の環境を映像として把握できてこそ、眼である。 映像を形成する能力、つまりは視覚を生物にもたらすのが眼という存在ということだ。 光を感受する眼点は、多くの生物の体内で長い時間をかけて進化してきた。
なぜ人は目が見えるのか?
目に光が入ると、光は水晶体を通って進み、網膜(もうまく)の上で像(ぞう)を作るよ。 これを視神経(ししんけい)が感じ取って、脳(のう)に伝えることで、わたしたちは「見える」とわかるんだ。