妊娠初期の出血は、胎盤ができあがる途中の子宮内膜の血管の破綻によって起こると考えられており、出血が直接流産に結びつくことは稀です。
初期妊娠の出血は?
誰にでも起こる訳ではありませんが、 妊娠初期に起こる出血で一番多いのは着床出血だと言われています 。 受精卵が着床した際、胎盤を作るために受精卵から伸びた絨毛が子宮内膜を食い破って根を張るように定着。 その時に子宮内膜の血管を傷付けてしまうと着床出血が起こります。
妊娠初期 出血 何週目?
着床出血が起こるのは、妊娠4週目頃です。 これは生理予定日とほぼ同じ時期に当たるため、生理なのか着床出血なのか、なかなかわかりにくいものなのです。 しかも妊娠超初期も生理中や生理予定日前後と同じように、腹痛・頭痛・イライラ感・眠気・だるさ・食欲の変化などを感じることが多く、症状が似通っています。
妊娠初期 出血 何週まで?
妊娠初期、4~11週目ごろまでに起こる出血の8割以上は、いわゆる着床出血といわれるもので、あまり心配ありません。 しかし、自己診断は難しい。 出血の量が多かったり、回数が多かったり、長く続いたりするなど、気になる場合は受診しましょう。
妊娠初期の大量出血は?
妊娠初期の出血が鮮血になる原因は、切迫流産、流産、異所性妊娠、胞状奇胎、子宮頸管ポリープ、子宮腟部びらんなどがありますが、中でも心配なのが切迫流産や流産です。 「生理の多い日くらいの大量の鮮血が出た」「血のかたまりが出た」といった場合は、診療時間外でもすぐに病院へ電話して急いで診てもらいましょう。