妊娠後期に入ると、いよいよ出産に向けて体もその準備を始めます。 子宮は最大まで大きくなり、赤ちゃんもかなり重くなってくるので、お腹もパンパンになって、下がってくるのです。 そのため、腰や下腹部に負担がかかり、子宮の収縮も増えるため、張りを感じることが多くなります。
いつもよりお腹が張る 妊娠後期?
また、妊娠後期のおなかの張りは前駆陣痛であることも考えられます。 特に正期産である37週からは出産に向けて体が準備を始め、おなかの張りが頻繁になるので、張りの間隔に気をつけてください。 その他におなかが大きくなるタイミングで皮膚が引っ張られて、おなかの張りを感じることや靭帯が突っ張って下腹部が痛くなる場合もあります。
妊娠中期 お腹張る なぜ?
子宮は伸縮性のある子宮筋という筋肉でてきていて、赤ちゃんの成長とともに徐々に大きくなります。 引き伸ばされた筋肉は反射的に縮もうとすることがあり、このときにキュッとかたくなります。 このおなかがかたくなった様子を、妊婦さんは「おなかの張り」と感じるのです。
妊娠後期 お腹張るとどうなる?
子宮が大きくなることでおなかの張りが顕著になります。 休めばおさまるおなかの張りは問題ありませんが、おなかの張りが長く続く場合や、痛みや出血が伴うと流産や早産が疑われます。 また常位胎盤早期剥離の場合は、胎盤がはがれて母子ともに危険な状態になることもありますので、早めに医師に相談してくださいね。
妊娠後期 お腹の張り 1日何回?
妊娠後期のお腹の張りの頻度 個人差はありますが、妊娠後期にお腹が張る頻度を平均すると一日に約5.5回という結果でした。 ただし、一日1回の方もいれば、一日に10回以上もお腹が張った方もいるため、個人差が大きいと言えます。