認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。 次いで多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によっておきる認知症です。
認知症 見当障害 なぜ?
見当識障害は認知症の中核症状のひとつ 自分が若かった頃と勘違いをして昔のことを今のことのように話したり、子どもはまだ幼いと思っているため大人になった子どもを見ても誰だかわからない、ということも起こります。 また、昔住んでいた家に帰ろうとすることもあります。
認知機能障害の種類は?
認知機能低下の主な症状として「記憶障害」「失語(しつご)」「失行(しっこう)」「失認(しつにん)」「遂行(すいこう)機能障害」の5つが挙げられます。記憶障害 いわゆる「物忘れ」です。 ... 失語 ... 失行 ... 失認 ... 遂行機能障害
認知症の原因疾患の種類は?
認知症の原因疾患神経変性疾患 アルツハイマー型認知症、ピック病、パーキンソン病、ハンチントン病、 ... 脳血管障害 血管性認知症:脳梗塞(塞栓または血栓)、脳出血などによる頭部外傷 脳挫傷、脳内出血、慢性硬膜下血腫など悪性腫瘍 脳腫瘍(原発性、転移性)、癌性髄膜炎など
認知症になると何もわからなくなる?
認知症になると何も分からなくなり、徘徊や妄想、興奮など不可解な行動を起こすと考えている人たちがいます。 たしかに認知症の人には、直前のことを忘れたり、今いる場所が分からなくなる、あるいは親しい人のことが分からなくなるなどの症状が現れてきます。 しかしこれは認知症という「病気」が原因で起こっていることなのです。