これまでに約60種類の花粉アレルギーが報告されていますが、そのうち花粉 症は約50種で、大半は農家の方がハウス内で受粉作業などを行う場合の特殊な ものです。 一般に最も多いのは、スギ花粉を原因とするスギ花粉症で、ヒノキの 花粉もスギ花粉と抗原の共通性を持つために、スギ花粉症の原因となります。
日本 花粉症 いつ?
実は1年中飛散しています。 日本ではスギ花粉やヒノキ花粉の花粉症に悩まされている人が多いため、「花粉症といえば春」と思われているかもしれません。 でも実際には、初夏から秋にかけてイネ科やブタクサ属などの花粉が広い地域で飛散しており、花粉症は1年中注意が必要です。
花粉症の日本語は?
季節性アレルギー性鼻炎=花粉アレルギー(花粉症) アレルギー性鼻炎は症状が出る時期によって「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」の2種類に分けられ、季節性アレルギー鼻炎のうち花粉が原因のものを花粉症と呼びます。
花粉 2022 東京 いつまで?
スギ花粉飛散終了時期の見通しは、東京では4月末までの見込み、大阪では4月上旬にはほぼ飛散終了となっています。 ヒノキ花粉については、東京、大阪ともに5月のゴールデンウィークあたりまでは断続的に飛散する見通しです。 また、4月下旬頃からシラカバ花粉が飛散開始となる北海道では、5月半ばまで飛散が続くでしょう。
なぜ日本人は花粉症?
日本でこれだけのスギ花粉症患者が増加した理由には、戦後の歴史が背景にあります。 焼け野原になった日本の復興のために、日本各地でスギが大量に植栽されました。 そして、花粉を多く産出する樹齢30年ほどのスギの木が1960年代には各地で増え、1970年代にスギ花粉症が急速に増加した、というわけです。